更新履歴 SS 聖女の外典 16/01/17 第十話 16/01/08 第九話 16/01/05 第八話 ~~ 15/12/13 第一話
STORY1
これが創作にあたって一番大変で、一番書きやすかったですね。
まず大変だったのはコミケ用に仕上げなければならなかったので、日数がなかったことと、EXTRAをプレイする前に書くことが決定されていたので投げ出せなかった事が一番辛かったです。
でもまぁ、セイバーの真名がネロだった事は本当に助かりました。セイバーに関しては予備知識が結構あったので書きたいことはスルスルと出てきて楽でした。
STORY2
この話しはキャス狐がとっても可愛かった事と、真の力を発揮したらヤバイみたいな設定がEXTRAにあった事が書くことにしたきっかけでした。だからまず能力を十全に発揮させることから文章を作り始め、文中の「生き返りの責任を負う」という言葉が執筆中で出てきた時点で「あ、この作品完成したな」と思いました。
STORY3
完全に書く気はありませんでした。
いや、ホント。
だってアーチャーの影には凛の存在があるんですもん。
だから書いてくださいとコメントが来た時は悩みましたね。で苦悩の末、アーチャー視点で女主人公と恋愛に発展しないように、というかアーチャーがマスターに対して恋愛感情を感じていないことを明確にしながら書きました。これはもう完全に凛への配慮ですね。
以上、EXTRAの製作話しでした。
以下、コメント返し。
アチャーさんが感じているのは父性で、女主が感じているのはモニョモニョしたなにか……ってのもアリだと思います!!
>>その意見には声を大にして賛同しましょう「アリですね!!」
アーチャーと女主がすっごくほのぼのだ…(笑)
ハンドガンとかマシンガンとか近代兵器使うアーチャーはやっぱり違和感あるな~。
EXTRAで1番驚いたのは無銘の人がマシンガン担いでる1枚絵見た時だったりします。
体が剣で出来てる人が真逆のもの使ってるって……。
聖杯のバックアップを持つ主のマネージメントを受けるアーチャーってなんか無敵っぽくないですか?(笑)
主なら生前の友人のように裏切ったりしないし、アーチャー幸せ街道まっしぐら。
後半の朝食シーンがほのぼの~してて和みました。
アーチャーと女主の関係って切嗣と士郎の関係トレースしてるんですよね。
このまま世界中の戦争に武力介入していったら女主英霊の座に昇華されたらその流れでアーチャーも正英雄になったりしないかな?
後、女主の髪の色って茶色で黒髪じゃ無い筈……「赤いコートを身にまとって純粋な黒髪をなびかせながら歩く少女」って凛かと思いました。
>>私も本編でアーチャーがライフル抱えた一枚絵には驚きました。だから小説でも銃にしとくかと考えた訳で深い理由は無いです。私の場合。
STORY3は朝食のシーンに一番力を入れました。アーチャーマジ母親過ぎる。
やべ、主人公黒髪じゃないですね。確認忘れてました。
あ、補足しますと主人公の服装は赤原礼装です・・・・コートじゃなくね?って突っ込みは勘弁してください、赤い服を着せたかっただけなんです。
この二人は主従で、親子でパートナーなんですね。
月の先を陽の後をずっと二人で旅をしてゆくんだろうなぁ…
extraの主人公は自分の分身だから、というのもあるのでしょうが幸せになって欲しかったです。
fate本編で士郎が言っていたように「がんばった人が報われて欲しい」と、思わさせられました。
だから、幸せになって欲しい二人が幸せそうで本当にうれしかったです。
fate/extraアーチャー真ED堪能させていただきました!
>>あぁ、褒められた。褒められてるよ・・・・
こうやってコメントを頂けるだけでキリモトも嬉しいです!!
キャスター、セイバーと来て待望のアーチャー編!
嬉しかったです。嬉しすぎます。
アーチャーとマスターが地球へ舞い降りる理由付けに一本取られました。
二人とも本編では短い幸せだったから、いつまでも一緒にいられるSSに救われました。
ありがとうございました、ごちそうさまでした!
>>EXTRAの小説でどうやってマスターとサーヴァントを再会させるか、それを考えるは楽しかったです。
こちらこそありがとうございます。おそまつさまでした。
作者さんGJ(^^)b
>>読者さんGJ!!
コミケ行けなかったのでエクストラSS掲載はありがたいです。冬コミではエクストラ作品もっと増えることを願います。
>>EXTRAは時期が悪いきがします。『冬は、魔法使いの夜関連の作品がでるんじゃね?夏にEXTRAの本作んなきゃ駄目じゃね?』という会話を夏に相方としていました。
エクストラの長編をやる予定はありますか?続きが見たいです。
>>言って頂けるのはありがたいのですが、無理っす!!
長編を書く能力がキリモトには致命的に足りてないのです。
エクストラの三人目のお話も拝見しました。セイバーとキャスターがとても可愛かったです!(アーチヤー?別に嫌いじゃありませんよ?)しかし、エクスト ラ……すごくやりたいですね。受験生のわが身が恨めしい…… にしても式にアルクて。アルクは倒しても自分で帰るようですが(とんでもねぇ)式は大丈夫なんでしょうか。
>>受験生!?
あぁ、懐かしい。俺も受験生の頃は小説ばっか読んでた・・・・(おぃ
あと式は大丈夫でしょう。なんつったって黒桐君と運命の赤い糸で繋がってますからね!!アリアドネの糸的な感覚で余裕で帰りますよ。
何か、アーチャーの話しを書け、話を書け、とコメントが送られてきたので何とか書き上げてみました。
サイトで小説を公開した順序がstory2→story1→story3という何処の宇宙戦争だと言わんばかりのものになりましたが、執筆順はちゃんと1・2・3なんですよ?
story3は皆様からの拍手やコメントを励みに書きました。
皆様が望んだ話であれば良いのですが、違ったらごめんね(テヘ
そうそう、サイト入り口の扉絵が変りました。
あれは魔法使いの夜をプレイして頑張って話し作るぞーっていう覚悟の表れです。
魔法使いの夜が発売されるまでは、買ってきたSteins;Gateでものんびりプレイしてようと思います。
以下コメント返し
セイバーエンド見ました!まるで原作のセイバートゥルーエンドみたいでした。
再会して良かったですね!このあとの二人は電脳世界に残るのでしょうか?
>>きっと聖杯が演算した可能性は無限にあって、でもはっきりしている事はどんな可能性を選んだとしても二人は一緒だということだと思います。
まぁ、皆様が個々に自分の脳で可能性を演算するのが一番面白いと思います。
楽しいな~。
と浮かれながら参加してました。
自分たちが頑張って作った本を手渡しで、参加者に配布していくのはなにものにも変えがたい喜びですよ。
そういえば二日目会場前に並んでいたらですね、目の前の中学生らしき一団に居た一人がどうやら一万円札を持ってきてしまったらしく、同人誌が変えないと嘆いていたので、少年の肩を叩いて
「よし分かった、俺が両替してやろう」と五百円玉20枚と交換してあげました。
萎縮しながらありがとございますを繰り返す少年は、本当に少年でしたww
まぁ、周囲の少年たちが『神キタ、神キタ』と囁いていたので俺も恥ずかしかったです。
そんな思い出に満ちたコミケでした。
以下レス返し
ああ、これがextraの真endなのですね!!
キャスターendもセイバーendもどれもすばらしかったですvv
次は弓の英霊と少女の話でしょうか?
>>お褒めの言葉ありごとうございます。
ん?弓兵とな・・
何このバカップル・・・
良いぞもっとやれ
>>セイバーとの関係は狐娘と比べると、若い恋愛してるきがします。
FATE/EXTRA STORY1すっごくよかったです!セイバー可愛いーー!実はセイバーはまだクリアしてないんですが、やってみたくなりました。キャスター、セイバーで、後残ってるのはアーチャーだけ?……それもちょっと見てみたいです。
>>ネタバレ注意って書いてるのに・・書いてるのに!!
あともう一度・・・・ん?
コミケで配布した小説を公開します。
で、この小説を書くにあたって、下書きのようなバックグランドのようなものを書いたのですが、本編では使用しなかったので、ここに載せておきます。
本編は上のSSタブからどうぞ。
王の話をしよう。
世界に悪名を振りまいた暴虐なる王の話を。
母に地位を固執され、歪められたその悲しき少女の話を。
ローマ皇帝ネロ・クラウディウス・カエサルアウグストゥス・ゲルマニクスの話を。
彼女に父親は既に亡く、母親は生まれてきた娘を愛する子供としてではなく、自身の地位を確立するための道具として扱った。そこには一偏の愛情も傾けられることはなかった。
やがて少女は母の策謀により王の椅子へと据え付けられることとなる。血と謀略、毒杯の満ちるその皇帝の座へと。
だからなのだろう。彼女は身内よりも他人を愛した。
ローマ帝国の皇帝が世界の王と同義とされ神聖視された時代に、彼女は焼き焦がす程の苛烈な愛でローマ帝国に生きる市民を愛した。貴族の腐敗を許さず。既得権益にしがみ付き、搾取する元老院を弾圧した。
市民の為に新しい政策を打ち立て、あらゆる芸術を擁護した。
全てが愛故の行動だった。
生涯その口を潤すものを銀の杯から飲んだ彼女。毒を重用し、毒に怯えた王宮での生活。
だが王宮から眼下に見下ろすローマに生きる全ての市民の何と自由な事か、芸術を愛し、他文化を学び、そして歌う彼ら。
そんな自分の理想とも思える姿を体現する彼らを、どうして彼女が愛さずに居られようか。
自らを芸術の徒と呼び、誰よりも芸術に邁進したネロが彼らを愛さぬ道理は何処にも無かったのだ。
だから愛した。
愛して、愛して、愛し抜いて、腕の中で燃え尽きるまで愛し抜いた。
灰となり崩れ落ちたならその灰を愛した。
それが彼女の愛。
だがそれは愛を知らぬ者が夢想する愛だ。
幼少時両親から注がれることの無かった愛。
皇帝と成り、神にも等しい地位まで上りつめたその立場。
誰よりも、他人を愛そうとしたネロは、誰よりも愛を知らなかったのだ。
王が市民へ抱く愛と、市民が王へ捧げる畏敬の念。
それは食い違ったままに歴史は進み、正される機会などある筈もなく、二つの感情は交わらぬままに、両者の関係を浮き彫りにする決定的な出来事が起こる。
ローマの大火。
全ての道はローマへと続くと言わしめた都、芸術の都ローマ。その全てを燃えつくさんと起きた大火はローマ史で語るを避けられない出来事となった。
それは人を、芸術を愛したネロを絶望させる光景だった。
人々の歌は嘆きと変り、価値ある芸術は灰へと変る。
そんな光景に誰よりも嘆き、悲しみ、追悼したかった。
少女のように怯え、泣き暮らしたかった。
だが彼女は皇帝、出来る事があり、すべき事が山のようにあった。
業火の中ネロがとった陣頭指揮はどんな指示よりも的確であり、ネロが行った災害復興は彼女を日批判的に糾弾する歴史家沈黙する程のもので、これ以上ない成果だった。
その余りに的確なネロの為政者としての対応は、市民にこう言わしめた。
『火を点けたのはネロだ』と。
これ以上皮肉な話はないだろう。
大火への市民を炎の様に愛するネロだからこそ出来た対策であり、政策であったはずなのに、その余りの手際に市民は火を点けた本人だからこそ出来ただと言った。
彼女がもっと愚鈍であればよかったのか、市民がもっと焼け死ねばよかったのか、そんな暗い後悔を抱えたまま、市民は見つからない大火の犯人をネロに仕立てたようとした。
それが群集心理であり、それは失った者たちが抱く不満でもあった。
そうしてネロはその悪名を後世へと伝える事と成る政策をする。
クリスチャンの処刑である。
高まる市民の不満を沈める為に、生贄の子羊として、ローマの大火の犯人として彼ら200数名を処刑した。
その行為故のヨハネの黙示録であり、その咎故の666の数字である。
だがこの処刑という行為には為政者として何一つ間違ったものは無かった。
当時のローマには神が居ない。人々の間に信仰があるとすればそれは皇帝崇拝だった。
そしてクリスチャンとは当時ユダヤ教のイエサ派と呼ばれていた只の新興宗教に過ぎず、皇帝権力からすれば皇帝を神と崇めない不穏分子であり、ローマ市民からすれば目に見えない神を崇める変人の集団だ。
だから、処刑という選択は市民の不満を沈めるのにも、不穏分子を抹殺する機会と見ても、とても合理的な選択と言えただろう。
唯一誤算ともいえるべき事態になったのは、その新興宗教が後に爆発的に膨れ上がり、後世の世にネロの名を悪名として刻んだ事だ。
その有名な逸話にネロが黄金宮殿を建てる為に、神殿の立ち退きを求め、拒否されたが故ローマに大火を放ち、ネロはその光景をみながらバイオリンを弾いたというものがある。
こうした創作がキリスト圏で作られ事実として誤認されネロはその名を歪められ呪われることとなった。
クリスチャンを被害者とし、ネロを圧政者とし描くことにより信仰を獲得するという合理的な教会の思惑により、ネロは自ら命を絶った後も、暴政者としてその存在を歪められ蔑すままされたのだ。
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