更新履歴 SS 聖女の外典 16/01/17 第十話 16/01/08 第九話 16/01/05 第八話 ~~ 15/12/13 第一話
「殺されたんだ、アイツに■■■さんは」
「それは復讐だよ?覚悟はあるのかい」
「関係ない、アイツが死ねばいいんだ。アイツが死ねば、アイツが死ねば、アイツがしねば」
「そう。じゃあ依頼料を貰おう。君の命だ、君の命をおくれ」
「え。」
「後払いでも、先払いでもいいんだが、今日は先払いがいい。ほら、ナイフをあげよう」
悪魔は優しい笑みで黒いナイフを取り出した。
影の中、闇の内よりそっと、柄も刃も真っ黒で飾り気のないものを、
「ほら、受け取って。そうだ、そうだ。いい子だ、うん。少年とナイフというのは酷く似合うね、痺れてしまうよ。さ、死んでごらん。願いを叶えよう。君の願いを叶えてあげよう。だから、ね 死んでごらん」
「でも、それじゃ!」
「だめかい?だめなのかい?そうか、そうか覚悟は無いんだね、残念だ。君はその程度なのか、その程度だったのか」
「違う!そうじゃない、覚悟はある。覚悟はあるんだ!アイツが、アイツが死ぬんだったら僕はなんだってする。でも!信用できないじゃないか、僕がしんでしまったらどうやってアイツが死んだって確認をとるんだよ」
「アハハ、面白いことをいうな君は。悪魔を信用したいのかい?この僕を?アハハ、どうすれば、どうすればいいのかな?跪けばいいかい?靴の裏を犬のように舐めてやれば満足してくれるかい?アッハハ、君はそんなものを信用するのかい?そんなことで信用できるのかい?そんなもの、犬にくれてやるべきだよ」
「じゃあ僕に、僕にどうしろっていうんだよ!」
「契約さ、悪魔と契約するんだ。フフ、悪魔はね嘘を吐くけど、契約は絶対に守るんだ。これは絶対だよ?数ある悪魔の間でこれだけは絶対なんだよ?神様は人の祈りを裏切るけどね、悪魔は、契約だけは絶対に裏切らないんだ。そうだな、ウフ。ウフフ。 信用していいよ?」
「ほ、本当だな。信じていいんだな。絶対なんだね、絶対なんだね」
「あぁ、ほら泣かないでおくれ。僕は子供が泣くのは嫌いなんだ。悲しくなっちゃうからね、辛いからね。だから、君が泣いている理由を取り除いてあげるよ、叶えてあげるよ」
「本当だね、本当なんだね?アイツを、アイツを、」
「さぁ、願いを叫んで?叶えたい願いを、君がしてほしいことを、」
『 契約の紙を、血で濡らしておくれ 』
「アイツを、■■■さんを殺したアイツを、僕の代わりに殺して下さい!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「悲しい、あぁ人が死ぬのは悲しいことだな。ウフ、ウフフ 心臓を一突き、痛かっただろうに、血が止まらなかっただろうに。 ウフ、ウフフ あぁ、泣いてたのか、この子。顔がグチャグチャだ」
「さて、さてさてさて」
『今度は誰の願いを叶えてあげようか?』
「それは復讐だよ?覚悟はあるのかい」
「関係ない、アイツが死ねばいいんだ。アイツが死ねば、アイツが死ねば、アイツがしねば」
「そう。じゃあ依頼料を貰おう。君の命だ、君の命をおくれ」
「え。」
「後払いでも、先払いでもいいんだが、今日は先払いがいい。ほら、ナイフをあげよう」
悪魔は優しい笑みで黒いナイフを取り出した。
影の中、闇の内よりそっと、柄も刃も真っ黒で飾り気のないものを、
「ほら、受け取って。そうだ、そうだ。いい子だ、うん。少年とナイフというのは酷く似合うね、痺れてしまうよ。さ、死んでごらん。願いを叶えよう。君の願いを叶えてあげよう。だから、ね 死んでごらん」
「でも、それじゃ!」
「だめかい?だめなのかい?そうか、そうか覚悟は無いんだね、残念だ。君はその程度なのか、その程度だったのか」
「違う!そうじゃない、覚悟はある。覚悟はあるんだ!アイツが、アイツが死ぬんだったら僕はなんだってする。でも!信用できないじゃないか、僕がしんでしまったらどうやってアイツが死んだって確認をとるんだよ」
「アハハ、面白いことをいうな君は。悪魔を信用したいのかい?この僕を?アハハ、どうすれば、どうすればいいのかな?跪けばいいかい?靴の裏を犬のように舐めてやれば満足してくれるかい?アッハハ、君はそんなものを信用するのかい?そんなことで信用できるのかい?そんなもの、犬にくれてやるべきだよ」
「じゃあ僕に、僕にどうしろっていうんだよ!」
「契約さ、悪魔と契約するんだ。フフ、悪魔はね嘘を吐くけど、契約は絶対に守るんだ。これは絶対だよ?数ある悪魔の間でこれだけは絶対なんだよ?神様は人の祈りを裏切るけどね、悪魔は、契約だけは絶対に裏切らないんだ。そうだな、ウフ。ウフフ。 信用していいよ?」
「ほ、本当だな。信じていいんだな。絶対なんだね、絶対なんだね」
「あぁ、ほら泣かないでおくれ。僕は子供が泣くのは嫌いなんだ。悲しくなっちゃうからね、辛いからね。だから、君が泣いている理由を取り除いてあげるよ、叶えてあげるよ」
「本当だね、本当なんだね?アイツを、アイツを、」
「さぁ、願いを叫んで?叶えたい願いを、君がしてほしいことを、」
『 契約の紙を、血で濡らしておくれ 』
「アイツを、■■■さんを殺したアイツを、僕の代わりに殺して下さい!!」
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「悲しい、あぁ人が死ぬのは悲しいことだな。ウフ、ウフフ 心臓を一突き、痛かっただろうに、血が止まらなかっただろうに。 ウフ、ウフフ あぁ、泣いてたのか、この子。顔がグチャグチャだ」
「さて、さてさてさて」
『今度は誰の願いを叶えてあげようか?』
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