狼と香辛料Ⅹ 感想

狼と香辛料Ⅹ

面白いな〜面白いよ〜

発売されてから即効読みましたよ。

相変わらずホロとロレンスのやり取りは反則的ですよ。

表紙も実に販促的ですし、あぁ今すぐ抱きしめたい!!

あ、帯にアニメの第二期の告知がありましたね。やっほい!!

えー公言はしていませんでしたが、キリモトは狼と香辛料の大ファンです。

同好の氏が見れば一目瞭然だと思いますが、ホロに対する飽くなき愛情がトップ絵にも見て取れるでしょう。

キリモト「ホロっぽく書いて」
行実「は？」
キリモト「だからホロっぽく書いて!!」←確か狼と香辛料を読み終えて興奮していました
行実「あ、あぁ」

これがトップ絵の由来です。

その節は行実に迷惑をかけました。ゴメンナサイ

以下ネタばれを含む狼と香辛料Ⅹの感想




ホロが曖昧にして避けていた旅の目的、故郷馳せる思いに一つ節目がついたな、といった印象を受けました。

このイベントの発生で、『旅はまだまだこれからも続くのだEND』のフラグが見えたね!!

兎に角も回避したいENDは『旅の終わり、二人の別れEND』ですからね。

敬愛してやまぬ支倉凍砂大先生がそんな簡単なENDを書くとは思いませんが、チラチラと見え隠れする『旅の終わり、二人の別れEND』フラグが怖すぎる!!

つかロレンス、早くホロと懇ろ（ねんごろ）になれとｒｙ

彼を聖人と称えるべきなのか、意気地がないと背中を蹴るべきなのか、皆様はどう見ているのでしょうか？

脱線した話を本題に戻しまして。
この巻で最も印象に残ったシーンは羊飼いハスキンズがホロとロレンスを頼って、その覚悟の在り様を示したシーンでした。
群れの長として、誰よりも群れの存続を案じ、超えてはいけないラインを越えていたあの覚悟には胸を打たれる思いでした。我が身に返して考えると―――想像すらも憚れる気持ちに落ち込みます。
そんなハスキンズの覚悟ですから、ホロも一つ、故郷に対して節を得たのだと感じました。

最後に
ホロ可愛いよ、ホロ!!
以上!!!