更新履歴 SS 聖女の外典 16/01/17 第十話 16/01/08 第九話 16/01/05 第八話 ~~ 15/12/13 第一話
楽しいな~。
と浮かれながら参加してました。
自分たちが頑張って作った本を手渡しで、参加者に配布していくのはなにものにも変えがたい喜びですよ。
そういえば二日目会場前に並んでいたらですね、目の前の中学生らしき一団に居た一人がどうやら一万円札を持ってきてしまったらしく、同人誌が変えないと嘆いていたので、少年の肩を叩いて
「よし分かった、俺が両替してやろう」と五百円玉20枚と交換してあげました。
萎縮しながらありがとございますを繰り返す少年は、本当に少年でしたww
まぁ、周囲の少年たちが『神キタ、神キタ』と囁いていたので俺も恥ずかしかったです。
そんな思い出に満ちたコミケでした。
以下レス返し
ああ、これがextraの真endなのですね!!
キャスターendもセイバーendもどれもすばらしかったですvv
次は弓の英霊と少女の話でしょうか?
>>お褒めの言葉ありごとうございます。
ん?弓兵とな・・
何このバカップル・・・
良いぞもっとやれ
>>セイバーとの関係は狐娘と比べると、若い恋愛してるきがします。
FATE/EXTRA STORY1すっごくよかったです!セイバー可愛いーー!実はセイバーはまだクリアしてないんですが、やってみたくなりました。キャスター、セイバーで、後残ってるのはアーチャーだけ?……それもちょっと見てみたいです。
>>ネタバレ注意って書いてるのに・・書いてるのに!!
あともう一度・・・・ん?
コミケで配布した小説を公開します。
で、この小説を書くにあたって、下書きのようなバックグランドのようなものを書いたのですが、本編では使用しなかったので、ここに載せておきます。
本編は上のSSタブからどうぞ。
王の話をしよう。
世界に悪名を振りまいた暴虐なる王の話を。
母に地位を固執され、歪められたその悲しき少女の話を。
ローマ皇帝ネロ・クラウディウス・カエサルアウグストゥス・ゲルマニクスの話を。
彼女に父親は既に亡く、母親は生まれてきた娘を愛する子供としてではなく、自身の地位を確立するための道具として扱った。そこには一偏の愛情も傾けられることはなかった。
やがて少女は母の策謀により王の椅子へと据え付けられることとなる。血と謀略、毒杯の満ちるその皇帝の座へと。
だからなのだろう。彼女は身内よりも他人を愛した。
ローマ帝国の皇帝が世界の王と同義とされ神聖視された時代に、彼女は焼き焦がす程の苛烈な愛でローマ帝国に生きる市民を愛した。貴族の腐敗を許さず。既得権益にしがみ付き、搾取する元老院を弾圧した。
市民の為に新しい政策を打ち立て、あらゆる芸術を擁護した。
全てが愛故の行動だった。
生涯その口を潤すものを銀の杯から飲んだ彼女。毒を重用し、毒に怯えた王宮での生活。
だが王宮から眼下に見下ろすローマに生きる全ての市民の何と自由な事か、芸術を愛し、他文化を学び、そして歌う彼ら。
そんな自分の理想とも思える姿を体現する彼らを、どうして彼女が愛さずに居られようか。
自らを芸術の徒と呼び、誰よりも芸術に邁進したネロが彼らを愛さぬ道理は何処にも無かったのだ。
だから愛した。
愛して、愛して、愛し抜いて、腕の中で燃え尽きるまで愛し抜いた。
灰となり崩れ落ちたならその灰を愛した。
それが彼女の愛。
だがそれは愛を知らぬ者が夢想する愛だ。
幼少時両親から注がれることの無かった愛。
皇帝と成り、神にも等しい地位まで上りつめたその立場。
誰よりも、他人を愛そうとしたネロは、誰よりも愛を知らなかったのだ。
王が市民へ抱く愛と、市民が王へ捧げる畏敬の念。
それは食い違ったままに歴史は進み、正される機会などある筈もなく、二つの感情は交わらぬままに、両者の関係を浮き彫りにする決定的な出来事が起こる。
ローマの大火。
全ての道はローマへと続くと言わしめた都、芸術の都ローマ。その全てを燃えつくさんと起きた大火はローマ史で語るを避けられない出来事となった。
それは人を、芸術を愛したネロを絶望させる光景だった。
人々の歌は嘆きと変り、価値ある芸術は灰へと変る。
そんな光景に誰よりも嘆き、悲しみ、追悼したかった。
少女のように怯え、泣き暮らしたかった。
だが彼女は皇帝、出来る事があり、すべき事が山のようにあった。
業火の中ネロがとった陣頭指揮はどんな指示よりも的確であり、ネロが行った災害復興は彼女を日批判的に糾弾する歴史家沈黙する程のもので、これ以上ない成果だった。
その余りに的確なネロの為政者としての対応は、市民にこう言わしめた。
『火を点けたのはネロだ』と。
これ以上皮肉な話はないだろう。
大火への市民を炎の様に愛するネロだからこそ出来た対策であり、政策であったはずなのに、その余りの手際に市民は火を点けた本人だからこそ出来ただと言った。
彼女がもっと愚鈍であればよかったのか、市民がもっと焼け死ねばよかったのか、そんな暗い後悔を抱えたまま、市民は見つからない大火の犯人をネロに仕立てたようとした。
それが群集心理であり、それは失った者たちが抱く不満でもあった。
そうしてネロはその悪名を後世へと伝える事と成る政策をする。
クリスチャンの処刑である。
高まる市民の不満を沈める為に、生贄の子羊として、ローマの大火の犯人として彼ら200数名を処刑した。
その行為故のヨハネの黙示録であり、その咎故の666の数字である。
だがこの処刑という行為には為政者として何一つ間違ったものは無かった。
当時のローマには神が居ない。人々の間に信仰があるとすればそれは皇帝崇拝だった。
そしてクリスチャンとは当時ユダヤ教のイエサ派と呼ばれていた只の新興宗教に過ぎず、皇帝権力からすれば皇帝を神と崇めない不穏分子であり、ローマ市民からすれば目に見えない神を崇める変人の集団だ。
だから、処刑という選択は市民の不満を沈めるのにも、不穏分子を抹殺する機会と見ても、とても合理的な選択と言えただろう。
唯一誤算ともいえるべき事態になったのは、その新興宗教が後に爆発的に膨れ上がり、後世の世にネロの名を悪名として刻んだ事だ。
その有名な逸話にネロが黄金宮殿を建てる為に、神殿の立ち退きを求め、拒否されたが故ローマに大火を放ち、ネロはその光景をみながらバイオリンを弾いたというものがある。
こうした創作がキリスト圏で作られ事実として誤認されネロはその名を歪められ呪われることとなった。
クリスチャンを被害者とし、ネロを圧政者とし描くことにより信仰を獲得するという合理的な教会の思惑により、ネロは自ら命を絶った後も、暴政者としてその存在を歪められ蔑すままされたのだ。
エヴァのDVD&Blu-rayが出ましたね。
やったね!!今二回目を見てきた所です。
劇場で複数回、見たけどやっぱりえぇ作品ですな~。
シンジ君に主人公補正が掛かるシーンは何度みても鳥肌物ですよ。
今回公開したSSは劇場版をやってた頃、夏コミ前に衝動的に書いた作品です。
もう、劇場でエヴァを見たときのあの衝動を、とにかく作品という形にしないと、胸が張り裂けてしまうと思って書きました。兎に角作品という形だけを求めて書いた作品なので、やまなし落ちなし意味不明のやおい内容となってます。
公開する機会も無かったので、死蔵してましたが、DVD&Blu-ray発売に合わせて急遽公開です。
以上、アスカの活躍する姿がスクリーンで再び見れると信じて、Qの公開を全力で待ち望むキリモトでした。
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